イスカンダルが近いと考えてみましょう。
山本弘は柳田理科雄がデッチアゲた自転周期に言及したのでグダグダになってますが、これに付き合う必要は無いでしょう。
近くの物体は、絵にどの様に描かれるか?遠近法の基本である一点透視図法で描いてみましょう。
あらあら。真正面から離れた角度にある立方体は総統に、いや相当に歪んでますね。そりゃあ、実際には斜め70°から観た立方体の正面を真四角に描くと歪みます。
でもモニターに顔を近づけて図示した角度に合わせて視野角を合わせればマトモに見えると思います。
ちなみに人間の視野はWikipediaなんかをみると『鼻側および上側で約60度、下側に約70度、耳側に約90〜100度』随分と広いですね。真横の物なんか見えるかな?
もうちょい小さい立方体を並べてみると、自然に見える範囲はせいぜい中心から30°の範囲内ですね。
この30°の視野角に地デジのモニターが入る様に絵を描くと、ガミラスから観たイスカンダルが大きく自然に見えるのは、視半径10°くらいが良いかも知れません。視半径10°程度でも広角レンズで撮影してもそれなりに大きくなります。
ちなみに
月の視半径は1°も無く、
15′32″58だとか。詳しい参考は
ココ[LINK]とか。
図にしやすく、かつ計算しやすく為にガミラスとイスカンダルの公転半径を、それぞれの惑星半径の3倍に設定すると、それぞれの視半径は約11.5°になります。
この位置関係だと、1974年版の絵にも近い感じになります。相当に近い。
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