その後に強敵と戦うのであろうと予想していたが、対戦チームは予想出来なかったが、まあその通りであった。
「また廃校の危機かよ!ワンパターンなんだよ!」
とか言うこれまたバカなイチャモンを書いている奴もいるが、世間知らずと呼んでおこう。
苦労して優勝して廃校の危機を回避したと思ったら、無能政府の都合で約束を反古にされた無念や怒りが分からんのか。キャラの立場にしたら最悪の状況だわ。
折しも日本は先進国中で最も教育に国費を投じてないとか言う話が暴露されており、無為無策でコストカットしかできない文科省。決めた事を「面倒くさイ」と言う理由で一切変更しない融通の無さを見事に描写する結果となっている。
今回の名シーンとしてかつてのライバル校の面々が助っ人に馳せ参じるが、これはスポーツマンシップの奇麗事だけでは無く、このまま文科省の身勝手を許すと次は自分の学校が統廃合の被害に合うかもしれないとの危機感が働いていると解釈できる。
もっとも文科省の件はクドクドと描写する必要も無いので、役人も無名無個性の眼鏡七三役人だけに罪をかぶせている。まるでサイバーフォーミュラのスミスの立場である(ちょっと違う)。あの役人を池上遼一デザインの大物悪役にしたらハナシがワヤになる。
しかしまあ、助っ人参上は物語の定石として真っ当であり、例えば三波春夫の十八番「俵星玄蕃」が思い出される。忠臣蔵で赤穂浪士に助太刀する架空の人物であるが、槍の名手で、蕎麦屋に変装した浪士の一人杉野十平次を知らずに道場で教えていた。討ち入り当日に杉野十平次が
「先生!」
「おうっ、そば屋かあ〜」
なんて名調子がある。
大洗と言う御家取り潰しの危機と言う事で忠臣蔵に似た様な状況になっておるので、「わんわん忠臣蔵」を彷彿とさせるローラーコースター上の戦いが行われたのかもしれない(多分違う)。
さて、大洗と対戦した黒森峰、プラウダ、アンツィオ、サンダース、聖グロが助っ人に参戦するのは分かるが、継続と
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