ガルパン劇場版を観た:2withネタバレ
2015-12-08


前の続きです。ネタバレありありです。

ガルパン劇場版批判としてドラマの欠如/物足りなさ、と言うのがあるみたい。
コレはテレビ版を観てない人や、そもそもファンではない評論家気取りの意見のようである。

まあ、そう思っちゃったのならそうなのだろう。
よく観りゃちゃんとドラマはあるのだがドラマが感じられない大きな要因は時間配分と思われる。

観りゃ分かるが殆ど戦車戦の映画であり、起承転結を等分に描いている映画では無い水島努監督のTweetによるとAパートからJパートの10パート程あるとの事。冒頭の解説が含まれているかは不明。ちなみに宮崎駿の映画は4パートが多い(ハウルは5パートみたい)。テレビアニメはCM前後の2パート。タマにエンディング後のCパートがあったりする。パートを何で分けているかは知らんが状況やシーンで分けておるようだ。
ガルパン劇場版はJパートまであるが、筋書きは大雑把に言って

・冒頭のエキシビションマッチ(勝敗を競っているから練習試合に近い)
・試合後の交流
・再び理不尽で唐突な廃校
・疎開
・会長の交渉
・愛里寿との出会い
・西住姉妹再会
・大学選抜との試合直前ライバル校集結
・大学選抜との試合
・決着

と言う筋書き。ん?10個に分かれる。パート分けがこの通りかは知らんが、これらのエピソードの中でもエキシビションマッチ大学選抜との試合の時間配分が長いので「ドラマ性が無い」と言われるんとちゃうか?
大筋は無能文科省の陰謀による廃校の危機を回避する戦いであり、サイドストーリーに主人公みほと西住家との関係改善、ライバル島田愛里寿との因縁(大袈裟)がちゃんとあり、別に筋書きが弱い事は無い。
あんまり印象に残って無いのは大学選抜戦の最中に廃校云々のハナシが出てこないからであろう。これは

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