SHIROBAKO。漫画家対アニメ制作者
2015-07-11


野亀先生『リボンの武者』鶴姫しずかさんです。

禺画像]
TINAMI[LINK]にもアップしました。

しかし、本田豊が退社してなければ茶沢のサボり陰謀は早々に暴露されていたかもしれない。主役宮森あおい嬢はまだまだ経験不足である。

こういう複雑なストーリー展開を考えて面白く話が造れるのは集団作業であるアニメならではであろう。ほぼ一人で考える漫画では難しい。
監督やシリーズ構成、脚本家らが、キャラを考え、決着から逆算してストーリー展開を巧くはめ込んでいってるのか?まあ、そうせんとハナシが破綻するわな。

SHIROBAKOのストーリー構成は海外ドラマを参考にしたらしく、一つのエピソードを展開中に次のエピソードの伏線を描いていって、切れ目の無い筋書きにしてるとか?

だから、集団作業で理詰めで作品造りを進めるアニメ制作者に対して、漫画原作者は結構立場が弱いのよ。っと『燃えよペン』で描かれている。
パッケージの売りも考えて、オリジナルストーリーを売り込まれたり、お色気シーンも追加されちゃったりしても、原作に足りない物を補完されたりクリーンナップされたりしたら、原作者はお手上げである。
漫画家は締め切りに追われて、人気や感想の同行に左右されて構想通りにストーリーが進められなかったりしてシンドイ事もあるのに、アニメ制作者に偉そうに言える立場に無いかも知れない。

まあ、アニメの制作者も漫画原作者も、お互い立場が弱いんやなあ、っとシミジミ思う事であるよ。

予定調和と言えば、ヤルキの無い平岡大輔がやや改心する切っ掛けは予想通りタローであるが、ココでクサい台詞や劇的なエピソードが盛り込まれるのでは無く飲み屋で愚痴を聞いてダベるだけ、っと言うのが面白い。
アニメ制作者がしょっちゅう酒を飲めるかどうか疑問であるが、こういう鬱憤バラしも大事よ。

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